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アフガニスタンの復興支援活動「今、私たちに出来ること。」

  • 国際難民援護協会

アフガニスタンの復興支援活動「今、私たちに出来ること。」

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2004.06.02 22:12 アフガニスタン復興支援事業について

アフガニスタンという国は、侵略の脅威及び、内戦など長い間闘争に明け暮れ国内は疲弊してきました。現在国連主導のもと暫定政権が樹立され、アフガニスタンの人々は自らの手で国家を再建する努力をしています。

しかしながら自らの力のみで国家を再建するのは並大抵ではありません。

それには、各国政府の援助やNGOの支援活動などが必要になります。 知育、徳育、体育が教育の三大要素と言われます。自国を誇りに思い、文化や知識を伝承し次世代を担う国民を育てることが国家再建には尤も必要であると考えます。国家の礎となるのは教育です。日本では江戸時代、庶民の教育機関として民家や寺院を校舎とし僧侶、浪人、医者等が読み書きを教えた施設を寺子屋と称し国内にたくさん点在していました。友人であるアフガニスタン国に対し、われわれが何をできるかと考え、寺子屋建設によってアフガニスタン国の教育の一端を担えばと考えました。

アフガニスタン国の教育制度は6・3・3・4制で日本と同じです。しかし教育施設は破壊され、カブール市や年の一部以外は青空教室で子供たちは勉強しています。そこで疲弊した地方にこそ教育機関が必要であると確信し、アフガニスタンサポートセンターの秋山義憲代表を通じアフガニスタンのアクバリ大使及びパシール書記官と協議しカブール市より700km程離れたダイクンディ市に第一号の寺子屋を建設するために平成15年10月19日にアフガニスタンを訪問しました。



小規模の当団体は、会員及び協賛者の支援によって運営されています。 資金も限られた予算しかありません。そこでダイクンディ市長や現地の人々の協力によって限られた予算内で寺子屋を建設することに合意しました。第一号の寺子屋が完成した後は、各地方に施設を建設してゆきたいと考えます。

1994年11月「人権の色と地の境、我が立つ前に差別なし」を基本理念とし、国際難民援護協会を設立致しました。人道支援を呼びかけ、国外における宗教紛争や政治紛争による犠牲者である難民救済活動、国内における天災、人災による被災地、被害者に対し義援活動を積極的に行って参りました。更に、2001年4月には特定非営利活動法人(NPO)の資格も取得致しました。この理念と実績は広く社会に浸透し、会員数は近年増加を辿り、支部・支所も日本全国に広がりつつあります。今後、従来にも増して、他難民救済活動との積極的交流、NPO組織としての拡充を図り更なる社会貢献活動を目指すします。

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