6月のクルディスタン報告書を公開しました。
6月24日のトルコ総選挙は、日本のマスコミにも大きく取り上げられました。
マスコミは如何にしてエルドアンが勝利するに至ったか、ということについて深く掘り下げることはしませんでした。
本報告書では、クルド人の視点から見たもう一つのトルコ総選挙について分析しております。
是非ご覧下さい。
http://www.jpn-krd.org/jpn/report/1806.pdf
5月のクルディスタン報告書を公開致しました。
イラク総選挙の結果、トルコ軍による北シリア侵略の動向、トルコ大統領選挙の行方等々分析しております。
是非ご覧ください!
http://jpn-krd.org/jpn/report/1805.pdf
5月30日に早稲田大学大隈記念講堂で行われた早稲田大学国策研究会講演会「マスコミが伝えない中東情勢と今後の日本外交」にて当社の藤井厳喜、木下顕伸が講演を行ないました。
■訪問目的
1.広島長崎の原爆記念式典参加及び、広島長崎世界市長平和会議に参加すること。
広島長崎平和会議は、4年に一度、長崎、広島、が交代で会議をおこなうことになっている。
イラクでは、フセイン政権下で、クルド自治政府南部のスレーマニア県のハラブジャ市で化学兵器が使用され無辜の多くの市民が犠牲になった。また、シリアの内戦においても化学兵器が使用され多くの市民が犠牲になった。核廃絶だけでなく、化学兵器の製造及び使用禁止を本会議で訴える目的でもある。KDP党他、PUKの市長たちも参加する。これに加え、シリアからも、ISとの戦闘で犠牲になったコバニの市長も参加し、宗教紛争、民族紛争の早期解決を訴える。
2.本年1月領事館開設開設の御礼を目的に1日本クルド友好議員連盟会長平沼事務所訪問、日本友好議員連盟、元農林大臣森山裕衆議院議員自民党、及び日本クルド友好議員連盟大野元裕参議院議員を表敬訪問と本年9月25日イラククルド自治政府領内で行なわれる国民投票について説明がクルド自治政府側より説明があり、何故、独立のための国民党投票を行なわなければならないかについて説明があった。これまでの、平沼赳夫衆銀議員日本クルド友好協会会長を初め、園田博之衆議院議員代表をはじめとして、超党派の議連の議員の方々のご尽力により、在イラク日本領事館が開設されたことに対する御礼を述べた。欧米各国は既に領事館や大使館を開設しており、ようやく、日本政府が正式領事館が開設された。次に、イラク中央政府との予算未払い問題など中央政府との軋轢があり、クルド自治政府は独自でクルド自治政府の軍隊ペシュメルゲがISと戦ってきた。しかし、欧米中国、韓国も、天然資源開発に投資しているが、石油価格の低下などにより、現在予算も逼迫している状況にあり、ISの拠点である モスルも陥落し、今後必要となるインフラの整備、経済支援、難民支援などについて、日本政府に対する支援要請があった。
1番目写真森山裕元農林大臣自民党(議連)2番目写真民進党大野元裕参議院議員(議連)3番目平沼赳夫衆議院議員日本クルド友好議員連盟事務所訪問本人不在のため加藤義昭秘書が対応
靖国神社にて戦没者慰霊の正式参拝を行い記帳、のち遊就館にて、日本の古代からの歴史、維新、先の大戦などの各国との関係を学んだ。、維新以降多くのアジアの国の革命家中国の孫文、朝鮮の金玉均、インドのチャンドラボースが日本を訪れ、在野の人々が支援した。日本の敗戦後多くのアジアの国々が独立下。クルド自治政府は、9月25日独立のための国民投票が行なわれる。krg
の国際局代表は、歴史に触れ、勉強になったと述べた。平和の大切さを今回出席する長崎広島世界首長平和会議で伝えなければならないと語った。
日本クルド友好議員連盟 会長 平沼赳夫 事務所表敬訪問 国民投票についてと、今後の支援、テロ対策について意見交換を行なった。